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歯科症例3

ミニチュア・ダックスフンド 7才 女の子


右目の下が腫れているという主訴で来院されました。
診察・検査の結果、上顎右側の歯肉に炎症・内歯瘻(ないしろう)が認められ、術前検査の後、歯科治療処置を行いました。
内歯瘻(ないしろう)とは・・・歯の根元に膿が溜まり、そこから膿を排出するための管が作られてその管の出口が口の中(歯肉・口腔内粘膜)にできた状態のことです。

処置前(上顎右側の赤い点が内歯瘻の排出部です)

 

処置後

 

通常の歯科治療処置(スケーリング・歯周プローブ検査・ルートプレーニング・ポリッシングなど)とともに、  麻酔下でのレントゲン検査により内歯瘻部分に激しい歯槽骨の吸収がみられたため、抜歯処置を行いました。   

処置前

 


処置後