キャバリア.K.C.スパニエル 9か月 女の子
上顎の乳犬歯が2本とも残っており、うち1本が折れてぐらついていたため、術前検査の後、全身麻酔をかけて抜歯することになりました。
歯神経ブロック後、スケーリングと抜歯・縫合を行いました。
歯神経ブロック
スケーリング
折れていた乳犬歯です。
触るとこんなにぐらついています。
抜歯
縫合
処置前
処置後
経過:処置当日の夜にはフードを食べてくれたそうです。
処置から5日後の来院時には抜歯・縫合した部分は閉じており、炎症もありませんでした。
処置から5日後の歯の様子です。
飼い主様より「一時期、手からしかフードを食べませんでした。今思えば、きっと歯が折れていて痛かったのだと思います。今は、お皿から自分で食べています」との報告をいただきました。
これからお口の中を健康に保っていただくため、歯みがきの仕方をお伝えしました。
こちらのご家庭では、わんちゃんがおうちに来た時(生後2ヶ月齢)から口を触ることに慣れさせていたので、歯みがきもスムーズにお伝えすることができました。
ご家庭での歯のお手入れ、がんばりましょう!