お知らせ
2015.01.15

歯科の治療と処置 56

イタリアン・グレーハウンド 5才11カ月 女の子

歯科治療をお願いしたいとのことで来院されました。
診察では中等度の歯石・歯肉炎が認められました。

そこで術前検査後、歯科治療処置を行うことになりました。
術前には抗生物質を飲ませていただきました。

 

麻酔下での歯周プローブ検査後、
スケーリング、ルートプレーニング・キュレッタージ、ポリッシングを行いました。

  
歯周プローブ検査                  スケーリング

 
ルートプレーニング・キュレッタージ      専用の研磨ペーストをつけてポリッシング

歯周ポケットの深かった部分には歯科用軟膏を注入しました。





  
処置前(右上顎)                 処置後(右上顎)

  
処置前(右下顎)                 処置後(右下顎)

  
処置前(左上顎)                 処置後(左上顎)

  
処置前(左下顎)                 処置後(左下顎)

 

 

 

 


 歯科検診結果表をお渡ししています。


退院翌日には、「昨夜は家に帰ってからすぐにフードを食べました。元気も食欲もあり、今日は走り回っています。
痛がる様子はありません。」
との報告をいただきました。

 

 

 

経過(処置から10日後):元気・食欲ともにしっかりありますとのこと。
歯肉の炎症は治まり、犬歯部分の歯周ポケットは浅くなっていました。
歯科用軟膏の再注入を行い、これからお口の中を健康に保つため、歯みがきを開始していただくようお伝えしました。

 ご家庭での歯のお手入れ、がんばりましょう!   

 

 

 

 


 

 

<参考>

*歯周プローブ検査:歯周ポケットの深さを1本ずつ測定します。

*ルートプレーニングとキュレッタージ:歯科治療処置では、見えている歯垢や歯石を取るだけではなく、
                   歯周ポケットの中もきれいにすることがとても重要です。

*ポリッシング:歯石を除去すると歯の表面には目に見えない傷がつき、歯垢・歯石が付きやすい状態になっています。
        専用の研磨剤と機械でツルツルに磨き、処置後もお口の中を健康に保てるようにしています。

ペインコントロール:できるだけ痛みのない手術や処置のために。そして、より安全な麻酔のために。

 

 

 院長は日本小動物歯科研究会に所属、技能レベル1~レベル4まで、動物歯科の全レベルを修了しており、
当院ではそれに基づいた適切な歯科治療を行っています。      

 

 

 

 

日本小動物歯科研究会HP 「無麻酔で歯石を取る?!」
<コラム>デンタルケアのお話 

 

 *歯科の治療と処置 一覧はこちらをご覧ください。