お知らせ
2014.06.15

歯科の治療と処置 46

シェットランド・シープドッグ 7才10カ月 女の子

しばらく歯の手入れが十分に出来ていなかった
昨日歯みがきをしようとして口の中を見たら歯石が付いていた

少し出血もしている とのことで来院されました。

診察では上顎臼歯部分に歯石・歯肉炎が認められ、麻酔下での歯科治療処置を
行うことになりました。

術前検査として尿検査・血液検査・心電図検査・胸部レントゲン検査を行いました。

 

 

  

 

 

麻酔下での歯周プローブ検査後、
スケーリング、ルートプレーニング、ポリッシングを行い、
ポケットの深かった部分には歯科用軟膏を注入しました。



歯周プローブ検査

  
スケーリング                   ルートプレーニング

 

  
フッ素配合の研磨ペーストを使ってポリッシング            歯科用軟膏の注入

  
処置前(右上顎)                 処置後(右上顎)

  
処置前(右下顎)                 処置後(右下顎)

  
処置前(左上顎)                 処置後(左上顎)

  
処置前(左下顎)                 処置後(左下顎)

 退院時には、歯科検診結果表をお渡ししています。

経過
(処置から1週間後):元気や食欲はしっかりある、口の臭いがしなくなったとのことでした。
歯肉の炎症・出血は全くなく、歯もとてもきれいでした。

そこで、これからお口の中を健康に保っていただくため、歯みがきの仕方についてお伝えしました。

  

 ご家庭での歯のお手入れ、がんばりましょう!   


  <参考>

*歯周プローブ検査:歯周ポケットの深さを1本ずつ測定します。

*ルートプレーニングとキュレッタージ:歯科治療処置では、見えている歯垢や歯石を取るだけではなく、
                   歯周ポケットの中もきれいにすることがとても重要です。

*ポリッシング:歯石を除去すると歯の表面には目に見えない傷がつき、歯垢・歯石が付きやすい状態になっています。
        専用の研磨剤と機械でツルツルに磨き、処置後もお口の中を健康に保てるようにしています。

ペインコントロール:できるだけ痛みのない手術や処置のために。そして、より安全な麻酔のために。

 

 

 

 

 

 

院長は日本小動物歯科研究会に所属、技能レベル1~レベル4まで、動物歯科の全レベルを修了しており、
当院ではそれに基づいた適切な歯科治療を行っています。    

 

 

 

日本小動物歯科研究会HP 「無麻酔で歯石を取る?!」
<コラム>デンタルケアのお話  

 

 

 

 *歯科の治療と処置 一覧はこちらをご覧ください。