お知らせ
2014.03.27

歯科の治療と処置 43

 猫 Mix 7才5か月 女の子

歯を磨こうとして奥歯を見た時に、歯が汚れているのに気付いた
その時、磨こうとしたせいかどうかわからないが、出血していた

最近フードを食べる時、歯がぎっぎっと鳴っているとのことで来院されました。

診察では、歯垢・歯石・臼歯部分の歯肉炎が認められ、歯科治療処置を行うことになりました。

術前検査として尿検査・血液検査・胸部レントゲン検査を行いました。
尿検査・血液検査で異常があったため、腹部レントゲン検査・腹部超音波検査も実施しました。


処置までに口腔内の状態を良くするため、術前より口腔内用のサプリメントを飲ませていただきました。

 

 

 

麻酔下での歯周プローブ検査後、
スケーリング、ルートプレーニング、
ポリッシングを行いました。

 

 

   
歯周プローブ検査                  スケーリング

  
ルートプレーニング             フッ素配合の研磨ペーストを使って
                   ポリッシング

 


 
  
処置前(右上顎)                 処置後(右上顎)

  
処置前(右下顎)                 処置後(右下顎)

   

 

処置前(左上顎)                 処置後(左上顎)


  
処置前(左下顎)                 処置後(左下顎)

 退院時には、歯科検診結果表をお渡ししています。


経過
(処置から11日後):歯肉の炎症は治まっており、口腔内はとてもきれいでした。
これからお口の中を健康に保っていただくため、歯みがきの仕方についてお伝えしました。

  

 ご家庭での歯のお手入れ、がんばりましょう!   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

<参考>

*歯周プローブ検査:歯周ポケットの深さを1本ずつ測定します。

*ルートプレーニングとキュレッタージ:歯科治療処置では、見えている歯垢や歯石を取るだけではなく、
                   歯周ポケットの中もきれいにすることがとても重要です。

*ポリッシング:歯石を除去すると歯の表面には目に見えない傷がつき、歯垢・歯石が付きやすい状態になっています。
        専用の研磨剤と機械でツルツルに磨き、処置後もお口の中を健康に保てるようにしています。

ペインコントロール:できるだけ痛みのない手術や処置のために。そして、より安全な麻酔のために。

 

 

 

 

 

 院長は日本小動物歯科研究会に所属、技能レベル1~レベル4まで、動物歯科の全レベルを修了しており、
当院ではそれに基づいた適切な歯科治療を行っています。      

 

 日本小動物歯科研究会HP 「無麻酔で歯石を取る?!」
<コラム>デンタルケアのお話 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 *歯科の治療と処置 一覧はこちらをご覧ください。