お知らせ
2010.04.01

犬の不妊手術

 

どんな手術?

 

全身麻酔下で開腹し左右の卵巣と子宮を摘出する方法が一般的です。

 卵巣だけを摘出する方法も知られています。

 

不妊手術を受けた動物は繁殖能力がなくなります。 

 

 

通常1泊の入院が必要です。   

 

抜糸の必要はありません。

                         

  ペインコントロールより痛みの少ない手術のための疼痛管理)については

                        こちらをご覧ください。→ 診療方針

                                   → ペインコントロール

 

 

  

 

  *超音波凝固切開&超音波乳化吸引装置(超音波手術システムSonoSurg)や

   高周波電気メス等の導入により、

   腹腔内に縫合糸をなるべく残さない、より安全で低侵襲の手術を行っています。

 

 

時期は?

 

性に関する問題行動を減らすためには、性成熟の前に手術を行うことが効果的です。

 

具体的にいつが適当かということになると、健康状態や成長具合もあり、

個々の動物によって異なります。

 

お早めにご相談ください。

 

メリットは?

 

子宮蓄膿症・子宮内膜炎・卵巣腫瘍・乳腺腫瘍などの生殖器の病気を予防できます。

 

初めての発情期前に不妊手術を受けた犬は、

乳腺腫瘍を発症するリスクが明らかに減少するという報告があります。

 

犬に多い偽妊娠を避けることができます。

 

望まない妊娠を防ぐことができます。

 

発情に伴う体調の変化やストレスから解放されます。

 

<参考> 乳腺腫瘍の発症率

     ・初めての発情期の前の不妊手術・・・0.05%

     ・初めての発情と 2度目の発情期の間の不妊手術・・・8%

     ・2度目の発情期の後の不妊手術・・26%

 

*不妊手術を受けていない犬は、受けている犬に比べ乳腺腫瘍のリスクが7倍になるという
 報告があります。

 

 

 

全身麻酔で手術を行います。必ず術前の検査を受けましょう。

ワクチン接種は確実に受けておきましょう。

手術後に太りやすくなる動物が多いのは事実です。

  これは規則正しい食事や低カロリーの処方食などで対応できます。

 

 

 

かつては「望まない子犬子猫を増やさない」ということを一番の目的に

不妊去勢手術が行われてきました。

 

近年ではその目的よりもむしろ、

動物の健康と長生きのために手術を選択する飼主さんが増えてきています。

 

した方がいい?しなくてもいい?

 

ご自身で正しい知識を学びしっかり検討しましょう。

 

 

 

イラストわんパグ http://www.wanpug.com/